聴覚障害者のホテル療養拒否が愛知県で起きた。
コロナが流行し始めたときに、皆が懸念していたことが、現実に起こった。
こんな悲しいことはない。
コロナや災害のような有事に障害者が後回しにされてはいけない。
「意思疎通ができないから」は理由にならない。
・メール
・LINE
・遠隔情報保障
その他、他にも方法が考えられたのではないか。
社会保障は地域の連携で行われるもののであるはずである。
断る前に「聴覚障害者を支援する団体に相談する」
という選択肢を選ばないで、
【対応は無理だろう】と判断し断ってしまったことが、最も問題だと思う。
考えてみて欲しい。
電話連絡が難しい方が自宅で待機をする場合、
SOSの発信は聞こえる方、電話が使える方よりも困難が伴うだろう。
「困難」はイコール命に関わることである。
命の問題なのだ。
行政が命の選別をしてはいけない。
そのことを今一度、声を大にして伝えたい。