台風19号の被害に際し、1日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。
県の視聴覚障がい者支援センター、ろうあ協会、徳通研、サークルでも
災害時について考える場面が非常に多いです。
なぜ考えるのか?
理由は、災害が起こってからでは遅いからです。
大切な仲間が傷つき、死ぬかもしれないからです。
事前準備、理解者を増やすかなど多くの課題があります。
聴覚障害者が災害時に困ることを
健聴の方へ説明する際に、私が時折利用する動画があります。
9分で分かりやすく説明しています。
見たことがない人は、是非ご覧ください。
気象庁の緊急会見についても、知ってほしいことがあります。
全日本ろうあ連盟は気象庁に手話通訳の配置を要望し、
気象庁も尽力しています。
https://www.jfd.or.jp/2019/10/11/pid19736
今回のテレビ局の対応(デジタル放送)に関して、
もちろんまだまだのところのあったようです。
もっともっと情報保障の理解が広がることを祈っております。
ある聴覚障害者が言いました。
「避難所ではパンよりも情報がほしい」
「情報があれば逃げられた」
「死なないですんだかもしれない」
「もっと色々なことが分かっていれば」
命の重さは皆同じ。
マイノリティの命の重さだって同じ。
命の重たさを忘れないでほしいと切に願います。
改めて、復旧をお祈りしています。