最近、新入りさんの参加が非常に多い。
とても嬉しいことですね。
ということで、基本の手話を主に勉強です。
テーマは「得意」。
私はパソコンが得意です。
私の母は料理が苦手です。
兄はスキーがとても上手です。
祖父は将棋と囲碁が得意です。囲碁の会に入っています。
などなど
お互いを知るために必要な会話の1つであり、実際によく使う会話かも。
で、例文の「将棋と囲碁」。え?手話でどう表すの?
実際に囲碁と将棋をやったことがある人からは「なるほど!」の声が飛ぶ。
囲碁は碁石をぱちんと置く感じ。
将棋は駒をおいて前に滑らせる感じ。
確かにそうだ!
手話は実際に経験したり、見たことがないとうまく表現できないことが多い。
逆に言うと、健聴者は「音」だけで、本当はどういったものなのか知らないままでも、単語を使うことが多いかもしれないですね。
で、後半は全員が例文を使って、自分の得意なことや苦手なことを発表。新たな一面が見えたりして、へーっとなることも。
Fさん(ろう80代)/私は得意なことは何もないわ。
Kさん/何を言ってるんだ。めちゃくちゃ将棋が強いじゃないか!
Fさん/いやいや。そんなことないよ。
Kさん/わし、1回も勝ったことない。
Fさん/(微笑む)
「能ある鷹は爪を隠す」(笑)
きっと本当にめちゃくちゃ強いんだと思います。
お互いのことを知る楽しい学習会でした。
参加者:13名(うち、ろう者6名)