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【学習会】2022年3月5日 得意・不得意を表現する

最近、新入りさんの参加が非常に多い。

とても嬉しいことですね。

 

ということで、基本の手話を主に勉強です。

テーマは「得意」。

私はパソコンが得意です。

私の母は料理が苦手です。

兄はスキーがとても上手です。

祖父は将棋と囲碁が得意です。囲碁の会に入っています。

などなど

 

お互いを知るために必要な会話の1つであり、実際によく使う会話かも。

 

で、例文の「将棋と囲碁」。え?手話でどう表すの?

実際に囲碁と将棋をやったことがある人からは「なるほど!」の声が飛ぶ。

囲碁は碁石をぱちんと置く感じ。

将棋は駒をおいて前に滑らせる感じ。

確かにそうだ!

 

手話は実際に経験したり、見たことがないとうまく表現できないことが多い。

逆に言うと、健聴者は「音」だけで、本当はどういったものなのか知らないままでも、単語を使うことが多いかもしれないですね。

 

で、後半は全員が例文を使って、自分の得意なことや苦手なことを発表。新たな一面が見えたりして、へーっとなることも。

Fさん(ろう80代)/私は得意なことは何もないわ。
Kさん/何を言ってるんだ。めちゃくちゃ将棋が強いじゃないか!

Fさん/いやいや。そんなことないよ。

Kさん/わし、1回も勝ったことない。

Fさん/(微笑む)

 

「能ある鷹は爪を隠す」(笑)
きっと本当にめちゃくちゃ強いんだと思います。

 

お互いのことを知る楽しい学習会でした。


参加者:13名(うち、ろう者6名)