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【学習会】12月11日防災をテーマに

テーマは「防災」でした。

A大雨注意報が出ているよ

Bえっ

 じゃあ、今日は早めに帰ったほうがいいんじゃない?

こちらの会話文で練習をするのですが…
「雨」「帰る」の表現に講師からチェックが入る。

雨の表現は表情、動きの大きさ、スピードなどで
普通の雨なのか、しとしとか、ザーザーなのか全然変わってくる。

 

「帰る」もまた然り。
ゆっくり帰るのか、急いで帰るのか。

心情を手の動きに乗せる必要がある。


ろう者の手話になると
A(手招き)大きい/雨/注意/報/出る。

B(反応:驚き)

 今日 早い 帰る いい

 

「いい」の表現でも講師チェック!

帰ったほうがいいんじゃない?という

すこし悩んでいるときならば

小首をかしげて悩んでいる表情にする。

 

同じ単語でも表情や動きによって
意味が変わってくるのが手話。

本当に奥深い…。

 

===

終わりのほうに私発案の

「本当は帰りたいゲーム」をしてみました。

シチュエーション:食事会(大勢いる)

講師に「そろそろ帰ります」とこっそりいいに行く。

講師が理由を聞くので、帰る口実を言って

講師が納得してくれるまで頑張るというゲーム(笑)

 

周りにばれないようにコソコソとした演技をしながら

言い訳をする姿は面白かったです(笑)

 

ちなみに私は
「ごめん、実は別の飲み会の約束もあって…
 みんなに内緒にして」ダメ人間だな(ぼそっ)

 

 


===

練習会ではたまにゲームなどの無茶振りします。

単語は辞書を見ても覚えれなくて…
自分の言いたいことで覚えたものは

忘れにくいように思います。

だから、テキストなどから離れて

「自分の頭で考えたこと」を手話にすることが

大事だと思っているからです。

 

下手でもできなくてもいいんです。

失敗したときに教わった単語は

いつもより忘れにくいはず。

その効果を期待して

どんどんチャレンジしていきましょう!

私も失敗ばかりです…

参加者:8名(うち、ろう者2名)