テーマは「防災」でした。
A大雨注意報が出ているよ
Bえっ
じゃあ、今日は早めに帰ったほうがいいんじゃない?
こちらの会話文で練習をするのですが…
「雨」「帰る」の表現に講師からチェックが入る。
雨の表現は表情、動きの大きさ、スピードなどで
普通の雨なのか、しとしとか、ザーザーなのか全然変わってくる。
「帰る」もまた然り。
ゆっくり帰るのか、急いで帰るのか。
心情を手の動きに乗せる必要がある。
ろう者の手話になると
A(手招き)大きい/雨/注意/報/出る。
B(反応:驚き)
今日 早い 帰る いい
「いい」の表現でも講師チェック!
帰ったほうがいいんじゃない?という
すこし悩んでいるときならば
小首をかしげて悩んでいる表情にする。
同じ単語でも表情や動きによって
意味が変わってくるのが手話。
本当に奥深い…。
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終わりのほうに私発案の
「本当は帰りたいゲーム」をしてみました。
シチュエーション:食事会(大勢いる)
講師に「そろそろ帰ります」とこっそりいいに行く。
講師が理由を聞くので、帰る口実を言って
講師が納得してくれるまで頑張るというゲーム(笑)
周りにばれないようにコソコソとした演技をしながら
言い訳をする姿は面白かったです(笑)
ちなみに私は
「ごめん、実は別の飲み会の約束もあって…
みんなに内緒にして」ダメ人間だな(ぼそっ)
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練習会ではたまにゲームなどの無茶振りします。
単語は辞書を見ても覚えれなくて…
自分の言いたいことで覚えたものは
忘れにくいように思います。
だから、テキストなどから離れて
「自分の頭で考えたこと」を手話にすることが
大事だと思っているからです。
下手でもできなくてもいいんです。
失敗したときに教わった単語は
いつもより忘れにくいはず。
その効果を期待して
どんどんチャレンジしていきましょう!
私も失敗ばかりです…
参加者:8名(うち、ろう者2名)